螳螂拳

概要

螳螂拳

螳螂(かまきり)の動きを取り入れた迅速果敢な拳法です。
入門者は最初に螳螂拳を学び、拳法の基礎を習得します。

八極螳螂門では秘門螳螂拳、七星・梅花螳螂拳、八步螳螂拳、六合螳螂拳を学習しています。

歴史

螳螂拳の技法

中国山東省に、古くより伝わっており、兵書“六韜”には既に“螳螂武士”の名が見られ、その歴史の古さがうかがわれます。
明末清初になると山東省即墨県の王朗が少林寺で武術を学んだ後、自己の拳法に猿の歩法と螳螂の手法を取り入れ、さらに中国北方の有名な十八門派の拳法の長所を集大成して近代螳螂拳を確立しました。
王朗はその後山東省に戻り、山労山の道士に螳螂拳を伝えたと言われます。

その後、螳螂拳は硬螳螂拳と柔螳螂拳に分かれて発展しました。
硬螳螂拳は激しく剛強な動きを特徴とし“七星螳螂拳”や“梅花螳螂拳”があります。
柔螳螂拳は柔軟でしなやかな動きを特徴とし“六合螳螂拳”があります。
七星螳螂拳は王朗以後、李炳霄、趙球、梁学香、姜化龍へと伝えられました。
姜化龍以後は2つの系統に分かれます。
螳螂拳系統表

1つは姜化龍より宋子徳、王字敬、張徳奎へと伝えられた秘門螳螂拳です。
もう1つは姜化龍から李崑山に伝えられた七星梅花螳螂拳です。
これらとは別に姜化龍の弟子馮環義が螳螂拳に形意拳、八卦掌の要素を加え創始した八步螳螂拳があります。
八步螳螂拳は馮環義の弟子衛笑堂に伝えられました。
柔螳螂の六合螳螂拳は李炳霄以後の系統が明らかではありませんが、黄県の林世春が有名です。
林世春は丁子成に伝え、さらに劉雲樵と張詳三へと受け継がれました。

1949年、中国の政変により多くの螳螂拳名師が台湾に移住しました。
蘇昱彰老師は、張徳奎老師より秘門螳螂拳を、李崑山老師より七星と梅花螳螂拳を、衛笑堂老師より八步螳螂拳を、そして劉雲樵老師より六合螳螂拳を学び、螳螂拳の集大成を行いました。
蘇昱彰老師はさらに劉雲樵老師より学んだ八極拳の要素を加味し、八極螳螂拳を創始しました。

螳螂拳系統表

柔螳螂 硬螳螂 六合 八步 七星・梅花 秘門 王朗 李炳霄 失名 魏三 林世春 丁子成 劉雲樵 趙珠兒 梁学香 姜化龍 宋子徳 張金 馮環義 李崑山 王字敬 張生 衛笑堂 張徳奎 蘇昱彰
柔螳螂 硬螳螂 六合 八步 七星・梅花 秘門 王朗 李炳霄 失名 魏三 林世春 丁子成 劉雲樵 趙珠兒 梁学香 姜化龍 宋子徳 張金 馮環義 李崑山 王字敬 張生 衛笑堂 張徳奎 蘇昱彰

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